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錆止め塗装の仕組みと防錆び材「CCP-117」

2021/12/20

あたらしかった外壁や屋根、フェンスやカーポートなども
年月が経つにつれて、だんだんと使用感を帯びてくるのは、避けようのないことです。

なかには鉄錆びが発生していることもあるでしょう。
錆びは、そのまま放置しておくと腐食につながります。
見た目も良くありませんし、建物の耐久性にもかかわる部分ですので
定期的なメンテナンスをするようにしましょう。

錆の多くは『水分と金属と酸素の化学反応』によって発生します。
この化学反応に必要な『水分』は、空気中の水蒸気でも起こります。
雨に濡れていなくとも錆は発生するわけです。

錆止め塗料は、水分と酸素を遮断し
金属の表面に膜を作ることで錆の発生を抑制する塗料なのですが
通常仕上げ材(上塗り塗料)として使用されることはなく
おもに下塗り材として使用されるのが一般的です。

代表的な錆止め塗料には、次のようなものがあります。

エポキシ樹脂系
・油性系
・合成樹脂系
・フェノール樹脂系
・エッチングプライマー

近年では「エポキシ樹脂系」が主流となっています。
『錆止め塗料を塗ったから、錆はもう心配ない』と思われる方は非常に多いのですが
錆の上に錆止め塗料を塗装しても、効果はありません。
既に発生している錆の内側には空気の層が出来てしまっているので
たとえ丁寧に錆止め塗料を塗装したとしても、塗料の内側で錆が増えてしまいます。
これらの塗料を塗る前には、錆の部分を除去(ケレン)しなければなりません。

 
弊社が取り扱う「CCP117」は、そのようなケレン作業が大幅に軽減できます。
鉄部の状態にもよりますが、錆のうえから塗布しても
錆止めとしての効果を十分に発揮する塗料なのです。

(※場合によっては、使用できないケースもあります。)

今までにないメカニズムによってサビを防ぎ
ケレン作業の短縮と、今後の鉄部の酸化を抑制!その効果は長期的に維持しますので
メンテナンスコストの削減にも期待がされています。

「CCP-117」は、「錆を活かす」という、逆転の発想から生まれた防錆プライマーです。
老朽化が進む工場、鉄道や橋梁、電力線鉄塔などの社会インフラの保全や長寿命化に大きく貢献しており
各方面から大変高い評価をいただいております。

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